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うた魂(たま)♪
「うた魂♪」製作委員会(日活=文化放送=朝日新聞社)
配給:日活
製作年:2008年
公開日:2008年4月5日
監督:田中誠
製作:佐藤直樹
製作代表:小餅憲一 後藤尚雄
エクゼクティブプロデューサー:馬場清
プロデューサー:有重陽一 野間清恵 川上竜生
アソシエイトプロデューサー:山本章
脚本:栗原裕光 田中誠
撮影監督:鈴木一博
音楽:林祐介
音楽プロデューサー:和田亨
主題歌:「青い鳥」ゴスペラーズ
美術:新田隆之
録音:岩倉雅之
編集:大永昌弘
装飾:松田光畝
キャスティング:おおずさわこ
スクリプター:田口良子
助監督:野本史生
製作担当:大沢忠生
製作プロダクション:日活撮影所
出演:夏帆 ゴリ 徳永えり 亜希子 薬師丸ひろ子
ビスタサイズ カラー 120分

北海道・函館の七浜高校に通う2年B組の荻野かすみは、合唱部に所属しソプラノパートリーダーを務めている。彼女は自分が歌う姿と声に心底惚れ込んでいたが、それと同じくらい好きだったのがイケメン生徒会長の牧村純一だった。純一から放課後に校舎の屋上で会えないかと言われたかすみは、それが彼からの告白だと信じて疑わなかった。
受験勉強のために三年生が引退した合唱部では、アルトパートリーダーの松本楓が部長に、ピアノ伴奏担当の野村ミズキが副部長に就任することになった。新体制での練習が始まったが、思った以上に時間が延びてしまい、純一のことを心配したかすみは早めに切り上げて屋上へ向かった。ところが純一の話は告白ではなかった。数日後に行われる合唱コンクールの北海道予選壮行会で歌うかすみの写真が撮りたいというのだ。落胆するかすみだったが、遠まわしな告白かもしれないと解釈した彼女は一瞬にして立ち直った。かすみの頭の中では、歌っているあたし=美しいもの=美への賛美=あたしへの愛情表現、となっていた。

一学期の終了日で壮行会当日、かすみは感情豊かに歌い上げ、純一はその表情を激写した。純一に呼び出されたかすみは、写真を受け取り思わずつぶやいた。うそ、あたし歌ってるときこんな顔してるの?。純一からは産卵中のシャケみたいな顔でユーモラスじゃんと笑われ、さらに生徒会新聞・七浜タイムスに写真が載ったことで歌唱中の顔を知らないのは自分だけだということがわかりショックを受けた。激怒したかすみはD組に乗り込み、純一に張り手を食らわせた。コンクールの予選は一ヵ月後に迫っていたが、鏡に映る自分の表情が気になり練習に集中出来なくなっていた。彼女は練習を途中で抜け出して帰宅しようとしていたが、純一に思いを寄せる青柳レナからも追い討ちを掛けられ自信を失った。
夏休みに入ったがかすみは練習に参加しようとはしなかった。一週間経ったある日、登校した彼女は合唱部の顧問で産休代員の瀬沼裕子に退部を申し出た。相談を受けた裕子は、自分の人生なのだから辞めたいなら辞めるのもありかなとあっさり承諾した。その条件として明日行われる七浜七夕祭りの合唱祭に出場し、部員たちに自分の口で説明するように言った。

ラストステージは必要だという裕子の言葉を受けたかすみは、気持ちの整理がつかないまま合唱祭に出場することになった。しかし本番になっても彼女の表情は冴えず、下を向いてばかりだった。かすみを心配した楓とミズキは、カッコ悪いからもう人前で歌いたくないという彼女の言葉を聞いてショックを受けた。
放っておいて欲しいと逃げるかすみとそれを追いかける楓たちは、突如ヤンキーたちに取り囲まれた。彼らは湯の川学院高校の合唱部だった。部長の権藤洋は七浜高校のパフォーマンスに賛辞を贈ったが、正直負ける気がしねえんだよ、オーディエンスのハートをわしづかみに出来るのは俺たちの方なんだよと吼えた。そして去り際にかすみを指差した権藤は、あんな歌い方は歌への冒涜だと言った。
ステージに立った湯の川学院は尾崎豊の「15の夜」を熱くソウルフルに歌い上げ、かすみはその迫力に心を揺り動かされていた。彼らは気持ちが入らなければ歌やオーディエンスに失礼だという理由で心から共感できる歌しか歌わなかった。合唱を終えた権藤は、かすみを海岸に連れて行くと歌に一番大切なものは何かと尋ねた。彼女は正しい音程や発声方法だと答えたが、権藤はそんなテクニカルなことではなく、「フルチン」の心になって声を出せと言った。
個人的採点:★★☆


屋台的映画館
| 砂月 | 邦画−う | 18:47 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
海のトリトン

オフィス・アカデミー
配給:東映
製作年:1979年
公開日:1979年7月14日
演出:富野喜幸
プロデューサー:西崎義展 黒川慶二郎
原作:手塚治虫
作画監督:羽根章悦
美術監督:伊藤主計 牧野光成
音響監督:浦上靖夫
音楽担当:松原武俊
音楽:鈴木宏昌
主題歌:「GO!GO!トリトン」ヒデ・夕木
効果:森賢二
編集:森本寛夫
製作助手:片山秀男
文芸進行:鶴見和一
製作担当:鈴木紀男 黒川慶二郎
総指揮:西崎義展
監修:舛田利雄
構成:松岡清治 富野喜幸
演出:棚橋一徳
演出助手:秦義人
音響:本田保則
編集:千蔵豊
製作担当:広岡修
声の出演:塩谷翼 広川あけみ 北浜晴子 八奈見乗児 野田圭一
スタンダードサイズ カラー 74分(劇場オリジナル版は139分)

昔、地中海の西にある大西洋にはアトランティスが存在していた。だが一夜にして海中に沈み、数千年の間、大陸は深海に眠り続けていた。その眠りを覚まさせたのは、7つの海に7人の司令官を置き、世界中の海を黒い死の海に変えようと目論む残忍非道な海の独裁者・ポセイドンとその一族だった。未だに反逆を繰り返し海に光を投げ掛けようとする宿敵・トリトン族の子が残されていることを知ったポセイドンは、部下たちに抹殺を命じた。
その頃、大西洋から遠く離れた日本の漁村に緑色の髪の元気な少年がいた。彼の名はトリトン。13年前、漁師の一平じいさんが猪の首岬の洞窟で赤ん坊を見つけた。赤ん坊の側に置かれていた書付でこの子の名がトリトンであることを知った一平は、運命を感じ育てることにした。友人は誰ともしれない子を育てるのは止めた方がいいと忠告したが、海からの授かりものなら尚更、大事にしなければならんと一平は決意した。それ以来、仲間たちからの冷たい視線に耐えながらトリトンの面倒を見た。

トリトンは海に潜る能力が大人よりも優れていた。その日、彼はいつもよりも深く潜ろうとしたのだが、何処からかそれを止めようとする優しい声が聞こえてきた。その声の主は白いイルカのルカーだった。ルカーはトリトンを猪の首岬の洞窟へ連れて行き、彼がトリトン族の忘れ形見であることを話した。13年前にトリトン族がポセイドン族に襲われたとき、両親から預かって洞窟に連れて来たのだ。一平の子だと信じて疑わないトリトンに、髪の色が人と違うこと、そして書付と一緒に置いて行った短剣と衣装が証拠だとルカーは言った。ひどく驚いたトリトンは家に帰って探し、高いところに置かれた行李の中から短剣を見つけた。運命に翻弄されるトリトンは一平が呼び止めるのも聞かずに家を飛び出した。
猪の首岬の途中で泣き崩れるトリトンは怪物の咆哮に驚いた。浜に現れたのはポセイドンの手下である巨大なサラマンドラだった。ルカーはトリトンに早く剣と衣装を取るように言った。家に戻ったトリトンは、一平が衣装一式を整えてくれていたことに心を打たれた。ルカーから促されて衣装を身にまとったトリトンは颯爽と家を飛び出した。そしてイルカの背に飛び乗るとサラマンドラを連れ出すために沖へ出た。トリトンはサラマンドラを海深く引き込むことに成功したが、彼の体は水圧に悲鳴をあげた。
個人的評価:★★☆

屋台的映画館

| 砂月 | 邦画−う | 15:44 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち
オフィス・アカデミー
配給:東映
製作年:1978年
公開日:1978年8月5日 
監督:松本零士 舛田利雄
製作:西崎義展
総指揮:西崎義展
プロデューサー:吉田達
アニメーション・ディレクター:勝間田具治
原作:松本零士
原案:西崎義展
総設定:松本零士
脚本:舛田利雄 藤川桂介 山本英明
企画:西崎義展
撮影:諌川弘 吉坂研一 藤田正明 山崎友正
音楽:宮川泰
……:「ヤマトより愛をこめて」沢田研二
衣装デザイン協力:花井幸子
テクニカル・ディレクター:石黒昇
助監督:棚橋一徳
絵コンテ:安彦良和
総作画監督:湖川滋
作画監督:小泉謙三 荒木伸吾 芦田豊雄 宇田川一彦 落合正宗
美術設定:辻忠直
美術監督:勝又激
共同デザイン:スタジオぬえ
編集:千蔵豊
SF設定協力:豊田有恒
声の出演:富山敬 麻上洋子 納谷悟朗 仲村秀生 青野武
ビスタサイズ カラー 155分

2201年、巨大な白色彗星は宇宙空間を突き進み、進路にある星々を粉砕していった。その途上にある惑星は、彗星の中から出現した前衛艦隊が攻撃し侵略した。宇宙では新たな恐怖が発生していたが、地球はまだこの事実を知らなかった。

先の大戦で甚大な被害を受けた地球は人々の努力によって急速に復興し、その勢いは太陽系の惑星にまで押し広げられた。各惑星には基地が設置され、資源開発が急ピッチで進められていた。
冥王星基地を出港した資源輸送船は地球に向かっていた。古代進は、その輸送船をガードする第15輸送補給船護衛艦艦長の任務に就いていた。火星付近を通過した護衛艦は、謎の信号をキャッチした。
その頃、地球では新造戦艦アンドロメダの進宙式が行われていた。テスト航海に出発したアンドロメダの横を通り過ぎた護衛艦の乗組員は、その姿に圧倒された。拡散波動砲を2門装備した10万トン級の宇宙戦艦は復興の象徴であり、平和の象徴でもあった。
空港で古代を出迎えたのは、森雪だった。二人の結婚式は三日後に迫っていたが、古代の心は晴れなかった。地球は目まぐるしいスピードで発展し、都市の姿は日々変貌していった。地球を救うことはこういう地球を作ることだったのか?沖田艦長を始め多くの仲間たちの命を犠牲にして戦い抜いたあの航海は一体何だったのか?古代は自問した。

地球防衛軍本部・科学局分析室では三日前に現れた60万宇宙キロに位置する白色彗星の姿を捉えていた。護衛艦がキャッチした信号を分析したアナライザーは、それが救難のメッセージであることを解読した。「イマ…ワタシタチノ…キョダイナ…アナタガタノ…カモシレマセン…キキガ…ジカンガ…ハヤク…ダレカガ…コノ…ツウシンヲ…ハヤク…タチアガッテ…」。宇宙のどこかでは想像が出来ないような異変が起こっているのかもしれない。彗星とメッセージに何らかの関係があると考えた古代は、真田志郎に相談した。真田は防衛会議に情報を提出して対策を検討してもらうことにした。しかし地球連邦政府は、不確かな資料で政府が動くわけには行かないと全く応じようとしなかった。
政府の対応に不満を持つかつての戦友たちは、いつしか旧地球防衛軍司令部に集まっていた。地球だけが平和ならいいのか…。そこへやってきた司令長官は、彼らに悲しい知らせを持ってきた。「ヤマトは廃艦と決まったよ」。防衛会議の決定だった。

地球防衛軍本部・長官室に参謀が走りこんで来た。ヤマトに元乗組員が続々と終結していたのだ。参謀は、乗組員に対し反逆罪で逮捕すると警告したが、退艦するものは一人もいなかった。海底ドックに眠るヤマトは、再び宇宙へ旅立っていった。
個人的採点:★★★

屋台的映画館
| 砂月 | 邦画−う | 12:53 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
海猿
フジテレビジョン=ROBOT=ポニーキャニオン=東宝
配給:東宝
製作年:2004年
公開日:2004年6月12日
監督:羽住英一郎
製作:亀山千広 阿部秀司 武政克彦 島谷能成
企画:関一由 堀部徹
プロデューサー:臼井裕詞 安藤親広
ラインプロデューサー:竹内勝一
原作:佐藤秀峰
原案・取材:小森陽一
脚本:福田靖
音楽:佐藤直紀
主題歌:「Open Arms」Journey
撮影:佐光朗
照明:水野研一
録音:田中靖志
美術:相馬直樹
装飾:龍田哲児
編集:松尾浩
音響効果:柴崎憲治
水中撮影:佐野哲郎
VFXスーパーバイザー:石井教雄
ダイビングコーディネーター:金城正則
スクリプター:甲斐哲子
監督補:近藤一彦
出演:伊藤英明 加藤あい 海東健 香里奈 伊藤淳史
ビスタサイズ カラー 119分

広島県呉市にある海上保安大学校に、全国の海上保安部から選ばれた若者14名が集まった。彼らの目標は、主任教官・源太郎の指導の下で50日間に及ぶ潜水技術課程研修を修了し、潜水士として活躍することだった。その中の一人、第七管区海上保安本部所属・仙崎大輔は、東京のダイエット食品の会社で営業マンとして働いていたが、自分に限界を感じ退職した。そして海が好きだからという理由で海上保安庁に再就職した。海上保安官として海難事故の現場に数回出動したが、潜水士ではないため救助に手を貸せず、いつも船上から眺めている自分に苛立っていた。海難救助の最前線で働きたい、そんな熱い思いで彼はやってきた。厳しい訓練が始まり、仙崎は第七管区海上保安本部所属・工藤始と「バディ(相棒)」を組むことになった。ダイブマスターのライセンスを持つ仙崎とは違い、工藤はいつも彼の足を引っ張ってばかりだった。プールでの転覆船潜入訓練では、彼のミスにより仙崎を溺れさせてしまった。幸い大事には至らず一時的な入院で済んだが、工藤へ注がれる周囲の目は冷たくなっていった。しかし人を助けたいという気持ちが誰よりも強い工藤の本心を知り、仙崎は「バディ」として絆を深めていった。そして心を動かされた他の仲間たちは時間外の練習に協力した。その甲斐あって、海洋実習前の最終テストに全員無事に合格した。

休暇の日、工藤は仙崎を無理やり誘ってスキューバダイビングに行った。そこに現れたのは、工藤が一目惚れした看護師・松原エリカと、その友人の伊沢環菜だった。そこに偶然(?)現れたのは事の成り行きを見届けるつもりでやってきた12人だった。仲間たちは気を利かし、二つのカップルをそれぞれ引き離した。仙崎と環菜の出会いはこの日が最初ではなかった。彼女は東京でファッション雑誌の仕事をしていたが、母親が実家で骨折し入院していたため心配で帰郷していたのだ。訓練生に最初の外泊許可が下りた日、仙崎が一人で酒を飲んでいると、酔っぱらって周囲に迷惑を掛けている女性を見つけた。仙崎は環菜を説得するが、逆に言われるままにホテルへついて行ってしまう。しかし彼女が先に眠り込んでしまったので、仙崎は何事も無く朝を迎えた。一方、慌てたのは記憶の無い環菜だった。「海猿と…」。それ以来、二人の関係はギクシャクしていたが、環菜が家庭内の事情や仕事に対する不安を本音で語ってくれたため、先崎はあの日の真実を話そうとした。その矢先、携帯電話が鳴った。エリカからの悲しい知らせだった。

屋台的映画館
| 砂月 | 邦画−う | 22:31 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ウォーターボーイズ
フジテレビジョン=アルタミラピクチャーズ=東宝=電通
配給:東宝
製作年:2001年
公開日:2001年9月15日
監督:矢口史靖
製作:宮内正喜 平沼久典 塩原徹
エグゼクティブプロデューサー:桝井省志
企画:石丸省一郎 藤原正道 遠谷信幸
プロデューサー:宅間秋史 関口大輔 佐々木芳野
脚本:矢口史靖
音楽:松田岳二 冷水ひとみ
エンディングテーマ曲:「学園天国」フィンガー5
挿入曲:「伊勢佐木町ブルース」青江美奈
……:「DIAMOND HEAD」THE VENTURES
……:「あなたのとりこ -IRRESISTIBLEMENT-」SYLVIE VARTAN
……:「ONLY YOU」ザ・キングトーンズ
……:「愛のしるし」PUFFY
撮影監督:長田勇市
照明:長田達也
録音:郡弘道
美術:清水剛
編集:宮島竜治
装飾:鈴村高正
助監督:片島章三
製作担当:大西洋志
プロダクションアシスタント:小室巴都衣
「ウォーターボーイズ」アソシエイツ:斎春雄 村田祐一 千野毅彦 小形雄二
製作プロダクション:アルタミラピクチャーズ
出演:妻夫木聡 玉木宏 三浦哲郎 近藤公園 金子貴俊
ビスタサイズ カラー 91分

唯野高校の水泳部は廃部寸前の状態だった。大会で好成績を収められなかったことが原因で人気は低下し部員は減少した。そして今では根性無しの3年生・鈴木智だけとなっていた。荒れ放題となったプールに新入部員は来るはずも無かった。
7月のある日、美人の新任教師・佐久間恵が赴任してきた。大学時代、彼女はプールに関わるクラブに所属していた関係で水泳部の顧問に就任した。朝礼で水泳部への入部を呼びかけると、活気のなかったプールに部員がドッと押し寄せて来たのだ。バスケットボール部の佐藤勝正や空手部の池内亮三、体操部の阪本友也など既に引退して時間を持て余した連中がかわいい恵目当てに入部したのだった。だが中には体力をつけたい太田祐一やカナヅチを治したいという金沢孝志もいた。
新入部員たちは恵に指導して欲しいと頼んだが、何故か彼女は浮かぬ顔だった。そして、私はこの学校では教えられないと言って泣き出したのだ。まさか自分が男子校に赴任するとは思わなかったというのが理由だった。智たちは、性別なんて関係ないから教えて欲しいと頼み込むと恵は最高の笑顔を見せた。

恵の夢はシンクロナイズドスイミングを生徒に教えることだったが、赴任先が男子校であることがわかり落ち込んでいたのだ。だが部員たちの熱意を受け、今までの考え方を改めることにした。足がつかないプールでなくても競技する選手が男であっても関係ないのだ。「一緒にシンクロやろう、ね!」。恵が熱心に思いを語る間に部員は次々と脱走した。その結果、逃げられなかった智、勝正、祐一、孝志、早乙女聖の5人が貧乏くじを引く羽目になったのだ。
張り切ってプールにやってきた恵は、シンクロを文化祭で上演する申請をしポスターまで作ってきた。だが急に気分が悪くなって嘔吐したため病院で診察を受けた。すると妊娠8ヶ月であることがわかったのだ。彼女は産休を取ると旦那とともにさっさと実家へ帰ってしまった。嵐のような出来事に5人は立ち尽くすしかなかった。

文化祭の実行委員会が始まり、桜木女子高など唯野高の周辺にある女子高の生徒を呼ぶ込むための企画が話し合われた。恵が既にシンクロの申請をしていたが、智たちはプールをバスケット部が毎年釣り堀として使っていることと、水泳部の顧問がいなくなったことを理由にして申請を取り下げた。
悟や勝正は今まで決めたことを成し遂げたことがなかった。周囲の陰口が耳に入ったことでやはり自分たちにはシンクロしかないと考え直した5人はプールに向かったが、そこはもう釣り堀となっていた。揉め事の間に割って入った業者の磯村が全ての魚を掬い出すことが出来れば明け渡してもいいと言うと、バスケ部の連中もその条件に賛同した。5人は磯村から渡されたタモ網で魚を掬うことになったが、そううまく行くはずがなかった。そこで日が暮れるのを待ち、人目がなくなった頃を見計らってプールの水を抜いた。その間に魚を捕まえて水を元に戻し、古くなった水道メーターをいじれば万事解決、のはずだった。だが警備員に見つかってしまった。
翌日、智たちは顧問の杉田に呼び出され、こっ酷く叱られた。5人がシンクロを披露する話に興味を持った磯村は、料金が取れるだけの演目を一週間後までに完成させることが出来るのならば魚代を免除してもいいと言った。

翌日から智たちは練習を始めたが、何から取り掛かっていいのかわからなかった。そこで彼らはプールサイドを使って入門書に書いてある通りにやってみた。だが基本的な技は地上では出来ても水の中では勝手が違った。試行錯誤の日々が続いたがついに集大成を披露する日がやってきた。杉田と磯村の前で競技が始まったが、所詮付け焼刃。失敗の連続で言い争いになり最後には仲間割れした。それを見ていた杉田は雷を落とし、プールを使用禁止にした。魚代も全額弁償することになった。
個人的採点:★★★

屋台的映画館
| 砂月 | 邦画−う | 21:49 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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