日本映画紹介ブログ
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火の鳥2772 愛のコスモゾーン
ひのとりにななななにあいのこすもぞーん
東宝=手塚プロダクション
配給:東宝
製作年:1980年
公開日:1980年03月15日
監督:杉山卓
企画:市川喜一
製作:市川喜一 明田川進
脚本:手塚治虫 杉山卓
アニメーションディレクター:中村和子 石黒昇
レイアウト・メカ作画監督:湖川友謙
美術:松本強 伊藤信治
設定:もとのりゆき 篠原博士
メカデザイン:御厨さと美
音楽:樋口康雄
撮影・特殊効果:八巻磐
音響:明田川進
録音:宮本隆
効果:石田秀憲
編集:井上和夫
オプチカル編集:古川雅士
総監督:手塚治虫
声の出演:塩沢兼人 三輪勝恵 池田秀一 藤田淑子 熊倉一雄
スタンダード カラー 121分

22世紀初め、地球は統一された地球連邦によって極度の合理化が進められ、元老院に属する一握りのエリートに支配されていた。人口過剰を防ぐために限られた人数だけが試験管ベビーとして育てられ、コンピューターによる適性検査でそれぞれの階級に振り分けられると、オートマチック育児システムを持つドームハウス内で将来の仕事に必要な専門的教育を受けることになっていた。育児ロボット・オルガによって宇宙パイロットに育てられたゴドー・シンゴもその中の一人だった。

成人したゴドーは同じ宿命を持った若者たちとともに科学センターでの研修生活に入った。レーザーガンによる射撃訓練で好成績を修めた彼は教官のボルカンに気に入られ、難易度の高い訓練に駒を進めた。だが、小動物の姿をしたシリウス12番星人を前にすると体が動かなくなった。同じ宇宙に住む人間に銃口を向けることが出来なかったのだ。オルガの教育プログラムには欠陥があり、規則から外れた優しさを見せたことでゴドーは非情さを欠いていた。そのことから罵りながらためらいもなく殺し続けるボルカンの姿に未来の自分の姿を重ね、恐怖を感じた。その夜、悪夢にうなされるゴドーを心配したオルガだったが、彼女に人間の感情を理解することは不可能に思えた。ところが翌日出向いた科学センターの入り口でゴドーがボルカンから口汚く罵られると怒りのような感情が芽生え、橋の欄干にボルカンを車ごと置いてきてしまった。

ゴドーの素質に目をつけたロック・シュラーク長官は、科学センターに呼び出すと直属としての特別な任務を与えられた。それは1年後に行われる作戦に参加し、コスモゾーン2772と対決することだった。これまでに数々の調査隊がこの謎の生命体に襲われ、機体に高熱で焼けただれていた。調査員ボンダが死ぬ間際に撮った写真には鳥のような姿が捉えられていたが、詳しいことは何もわからなかった。ゴドーへの任務はこの生命体を探し出し、生け捕りにして地球に持ち帰ることだった。交換条件としてどんな便宜でも図ってもらえることを知ったゴドーは、行動の自由を願い出た。彼にとって街の外へ出ることは初めての体験なのだ。海や花など実物を見たことも触れたこともないゴドーにとってすべてが新鮮だった。花の美しさに感動するゴドーに特別なものを感じたオルガは、たくさんの花が咲く庭園に案内した。きれいな花々に驚いていると美しい女性が現れ、ゴドーが研修生だとわかると花を摘んで渡そうとした。するとゴドーは、花が死んでしまうと手で制した。彼の優しさに魅かれた女性は談笑を始めたが、それを制止したのは警備ロボットだった。その庭園は元老院のクラブハウスで、身分の低い者の立ち入りは禁止されていたのだ。女性の名はルナ。元老院の長老・イート卿の娘でロックの婚約者だった。

屋台的映画館
| 砂月 | 邦画−ひ | 18:02 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
秘密結社鷹の爪 THE MOVIE供〇笋魄Δ靴森烏龍茶

ひみつけっしゃたかのつめざむーびーつーわたしをあいしたくろうーろんちゃ

「秘密結社鷹の爪 THE MOVIE供\什邂儖会」(DLE=テレビ朝日=電通=東宝=MBS=ソニー・ミュージックエンタテイメント=メーテレ)
配給:DLE
配給協力:東宝
製作年:2008年
公開日:2008年5月24日 併映「古墳ギャルのコフィー 12人と怒れる古墳たち」
監督:FROGMAN
製作:椎木隆太 亀山慶二 島本雄二 藤原正道 當間佳成 北川直樹 吉田鏡
企画:梅澤道彦 服部洋 大田圭二 井口真一
ゼネラル・プロデューサー:戸田和宏
プロデューサー:岡村和佳菜 西口なおみ 亀田卓 古澤佳寛 芝野昌之 杉山剛 金森和生
脚本:FROGMAN
キャラクターデザイン:FROGMAN
録音:FROGMAN
FLASH:FROGMAN
編集:FROGMAN
鷹の爪団FLASH部隊 隊長:山脇光太郎
鷹の爪団FLASH部隊 ナカムラヒデタカ 堤心平 首藤順 友川絵美子
鷹の爪団音楽隊 主任:原田扶美子
鷹の爪団録音研究所 所長:はたしょうじ
鷹の爪団録音研究所 副所長:浦畑将
鷹の爪団録音研究所 磁気所員:藤林繁
鷹の爪団録音研究所 光学所員:利澤彰
鷹の爪団3D班:ヨモギダ
鷹の爪団ビジュアル・エフェクト班:saihate
クリエイティブ・アドバイザー:谷東
DTSデジタルマスタリング:宇田川浩一 相川敦
製作アシスタント:須藤雄毅 梅津康宏
製作プロデューサー:岡島隆敏
製作協力:リアランド サウンドチーム・ドンファン サウンドガーデン アオイスタジオ OPERA HOUSE アドビシステムズ株式会社
現像:東京現像所
製作スタジオ:蛙男商会/DLE
主題歌:「Goodbye Mr.A」the HOOSiERS
音楽:manzo
特別効果音:滝口順平 野沢雅子 銀河万丈

声の出演:オタマジャクシ 亜沙 FROGMAN
アメリカンビスタ カラー 90分

秘密結社鷹の爪総統がレオナルド博士に頼んでおいた万能スーパー戦闘ロボがついに完成した。100円ショップの材料で宇宙船を作ることが出来る天才マッドサイエンティストの博士にとって、ロボの製作など朝飯前だった。彼の自信作である全長3メートル、体重1トンのロボは、新幹線よりも速く走り、ジェット機よりも速く飛び、葬儀屋よりも丁寧という優れもので、総統はついに世界を服従させるときがやってきたと物思いに耽っていた。その矢先に現れたのは、宿敵・デラックスファイターだった。あれやこれやと時間を稼いでいる間に起動したロボは、デラックスファイターの前に立ち塞がると第一声を発した。「いらっしゃいませ」。総統が万能スーパー戦闘ロボと言ったのを、戦闘主任の吉田くんが博士に万能スーパー銭湯ロボと間違えて伝えてしまったのだ。二人が言い争いをしているうちに、必殺技のデラックスボンバーが炸裂した。

デラックスファイターが社長を務めるデラックスカンパニーは、彼のグッズ販売で成り立っている。最近発売したDVDの売り上げが好調だったが、これも鷹の爪団があればこそであった。ある日、デラックスファイターが管理するブログが何者かに乗っ取られ、見に覚えのない日記が書き込まれた。その内容は、麹町の銀行に押し入って3億円を奪った強盗団を捕まえたが、2億円を出すから見逃してくれと言われてOKをした、というものだった。ブログには2千件を超える批判のコメントが殺到し、その話題が世界中に知れ渡ったことでDX社の株価は大暴落を起こした。総統たちはデラックスファイターが窮地に陥っていることをテレビのニュースで知った。どんな手段を使っても倒せなかったデラックスファイターがブログの書き込みひとつで取り返しのつかないことになったことから、吉田くんはインターネットの力を使えば世界征服を簡単に出来るのではないかと考えたのだった。それを聞いた総統は、博士にインターネットの中へ入ることが出来る機械を作ってもらうことにした。完成した博士の自信作は、見た目はパソコンそのものだが本体から伸びているジャックを鼻に差し込みスイッチを入れればいつでもネットの世界に入れるという代物だった。ネットを制する者が世界を制する。総統はそう呟くと早速テストを行った。

鷹の爪団が現れたのは、世界中に繋がるサイバースペースを視覚化したインターネットの空間だった。その世界では会社のデーターベースが建物として描かれ、インターネット利用者の分身として表示されるキャラクター「アバター」がそこら中を歩き回っていた。ネットの世界で大暴れし今度こそ世界を征服してやるのじゃ〜と総統が唾を飛ばしながら力説していた頃、現実世界では黒服の男がDX社を訪れていた。その男はMr.Aコーポレーションの社員で、DX社の株を80パーセント買い占めたことで経営権はこちらにあるのだからおとなしく手を引けとデラックスファイターに迫ったのだ。狼狽する彼はデラックスボンバーで追い返そうとしたが、その様子がマスコミにスクープされたことで名誉は完全に失墜。デラックスファイターは人々の前からひっそりと姿を消した。一方、ネット世界を満喫している総統たちの前に突如巨大な鳥が舞い降りた。それはMr.Aが開発したプログラム「ハゲタカ」で、フェンダーミラー将軍を倒した鷹の爪団を危険と判断すると攻撃を始めた。

屋台的映画館

| 砂月 | 邦画−ひ | 13:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
必殺仕掛人
松竹(大船撮影所)
配給:松竹
製作年:1973年
公開日:1973年6月9日 併映「喜劇 男の泣きどころ」
監督:渡邊祐介
製作:織田明
原作:池波正太郎
脚本:安倍徹郎 渡邊祐介
撮影:小杉正雄
美術:森田郷平 佐藤之俊
音楽:鏑木創
録音:中村寛
調音:小尾幸魚
照明:佐久間丈彦
編集:寺田昭光
監督助手:白木慶二
装置:小島勝男
装飾:宗田八郎
進行:柴田忠
衣裳:松竹衣裳
現像:東映化学
製作主任:峰順一
主題曲:「荒野の果てに」(作曲:平尾昌晃)
タイトル協力:光潮社「絵金」より
かつら:八木かつら店
刺青:北島一男
擬斗:湯浅謙太郎
出演:田宮二郎 高橋幸治 津坂匡章 川地民夫 山村聡
ビスタサイズ カラー 87分

ある男が口入屋・音羽屋半右衛門を訪ねた。その男は前金二十五両と引き換えに女殺しの依頼したのだった。半右衛門の裏の稼業は、仕掛人の元締だった。的が女であることから半右衛門はこの仕事を鍼医者の藤枝梅安に任せることにした。梅安は、鍼に関しては自ら日本一だと豪語するほどの腕の持ち主だが、女好きなのが玉に瑕だった。その夜、彼は助っ人の徳次郎とともに日本橋の蝋燭問屋へ忍び込み下見を始めた。天井の隙間から女の容姿を覗き見た梅安は「あんないい女を殺すのかねぇ、もったいねぇ」と思わず漏らした。その女こそ蝋燭問屋主人・辻屋文吉の後添いで今回の的であるお照だった。お照は駿府にいた音蔵という盗人の娘で、盗人の手引役として辻屋に潜り込んでいた。元々辻屋に目をつけていたのは音蔵だったが、父親が殺されたことをいいことに後妻として入り込んで身代を狙っていたのがお照だった。それがおもしろくなかったのは、今まで組んで悪事を重ねていた御座松の孫八だった。文吉はお照と連れ立って花見に出掛けた。人々がごった返す中、ひょっとこの面を被った徳次郎が酔ったふりをして騒ぎ始めると、辺りは騒然となった。梅安は気を取られているお照に近付くと背中側に回り込み、首筋に鉄針を突き刺した。そして何事もなかったようにその場を離れた。数日後、残りの二十五両を支払いに来たのは文吉だった。お照の死因が心臓の発作として片付けられ、彼は辻屋ののれんに傷がつかずに済んだと高笑いするのだった。

血の匂いを消すため、梅安は徳次郎を連れて甲州へ旅立った。温泉につかって疲れを癒す梅安に、音蔵を殺したのは自分だと徳次郎は言った。勤めのためなら女子供でも殺すという荒っぽいやり方に、腹に据えかねた徳次郎は仲間と二人で手に掛けたのだ。「何の巡り会わせか、その娘の仕掛けまでこの俺が手伝ったわけだなあ」。その言葉を聞いた梅安も自分の身の上を語り始めた。梅安が七歳のとき、鍛冶屋の父親がぽっくりと死んだ。まだ線香のにおいも消えないどしゃぶりのある日、母親は前から出来合っていた間男と、妹を連れて駆け落ちした。藤枝の家で置いてけぼりをくった梅安には握り飯ひとつが渡されただけだった。妹は一体どこで何をやっているのか。お照のような女になっていなければいいが。夜が深まった頃、梅安は徳次郎の部屋から逃げ出す孫八を目撃した。慌てて部屋に駆け込むと、彼は血の海の中に倒れていた。徳次郎は、やっぱり仕掛人は長生き出来ねぇなと言い残して死んだ。

屋台的映画館
| 砂月 | 邦画−ひ | 17:56 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
秘密結社鷹の爪 〜総統は二度死ぬ〜

THE FROGMAN SHOW 劇場版 製作委員会(DLE=テレビ朝日=電通)
配給:DLE
製作年:2007年
公開日:2007年3月17日 併映「古墳ギャルのコフィー 桶狭間の戦い」
監督:FROGMAN
製作:椎木隆太 亀山慶二 島本雄二
エグゼクティブプロデューサー:戸田和宏 梅澤道彦 町田修一
プロデューサー:谷東 西口なおみ 亀田卓
企画:蛙男商会 DLE
脚本:FROGMAN
キャラクターデザイン:FROGMAN
鷹の爪団音楽隊 主任原田扶美子
鷹の爪団音楽隊 隊長:池頼広
鷹の爪団音楽隊:manzo Slum ディオン・ボーイズ
鷹の爪団録音研究所 所長:はたしょうじ
鷹の爪団録音研究所 副所長:浦畑将
録音:遠藤智博
鷹の爪団3D班:ヨモギダ
鷹の爪団FLASH部隊 隊長:原田拓朗
鷹の爪団FLASH部隊 戦闘主任:友川絵美子
ビジュアルエフェクト:saihate
DTSデジタルマスタリング:近田まり子 相川敦
FLASH:FROGMAN
編集:FROGMAN
現像:東京現像所
特別協力:TOHOシネマズ

声の出演:亜沙 FROGMAN
ビスタサイズ カラー 90分

世界征服を企む東京都麹町の「ベンチャー秘密結社 鷹の爪」。総統はかつて竜の爪団を率い、ドラゴンヘッドなどの秘密兵器を用いて地球を征服しようとしていたが、宿敵・デラックスファイターによってことごとく阻止された。そしてついに秘密基地が発見され組織は潰滅した。だが総統は死んではいなかった。破壊された秘密基地に戻ってきた総統は戦闘主任の吉田、契約社員の戦闘員フィリップ、熊のような外見を持つマッドサイエンティストのレオナルド博士とともに新たな組織・鷹の爪団を結成した。
ある日、鷹の爪団を騙る何者かが総統の知らないところで活動を開始した。その組織は各国の政府に、武装解除をしなければ世界中に神経ガスをばら撒くという内容の脅迫状を送りつけたのだった。デラックスファイターは総統たちの逮捕に協力したことで気分良くワインを飲んでいたが、突然彼をミサイルが襲った。必殺技・デラックスボンバーで撃ち落したデラックスファイターの前に現れたのは、欧州某国の将軍・フェンダーミラーだった。大国主導の矛盾に満ちた国際社会を刷新するためにフェンダーミラーはクーデターを起こし、欧州の半分を既に掌握していたのだ。将軍はデラックスファイターに降伏を迫った。
フィリップはデス声で刑務所の壁を壊し、総統と吉田を助け出した。秘密基地に戻った総統は、破壊の限りを尽くす空中要塞デスボールを見て涙を流した。世界の国境を取り払い、格差をなくすことが世界征服ではないのか。怒りに満ちた世界征服歴23年の総統は、フェンダーミラーに戦いを挑んだ。鷹の爪団は博士が作った小さなプロペラ機に乗り込み決戦に備えた。デスボールに近づいたところで博士がスイッチを押すと、飛行機は巨大な兵器・空中要塞鷹の手へと変形した。だがデスボールからの一撃を喰らい、鷹の手は敢え無く敗れた。悔し涙を流す総統に仲間に入れて欲しいと声を掛けたのは、デラックスファイターの息子・デラックスサンだった。そしてその声に呼応したのは被災した市民たちだった。「私にいい考えがある」。そう言ったのはフェンダーミラーに囚われていたデラックスファイターだった。鷹の手が現れたことでフェンダーミラーたちが混乱したとき、謎の超能力少年・菩薩峠によって助け出されたのだ。デラックスファイターにはもう力が残されていなかったが、博士がデラックスボンバー増幅装置を予め用意していたことで作戦は決行された。鷹の爪団が引き付けたデスボールにデラックスボンバーが炸裂し、デスボールは火の玉となって地上に激突した。斯くしてフェンダーミラーから解放された地球に再び平和が訪れたのだった。

秘密基地の平和は大家の襲来とともに破られた。二ヶ月滞納している家賃の取立てにやってきたのだ。総統はもう少し待って欲しいと懇願したが、大家は容赦しなかった。明日に朝までに最低ひと月分を用意しなくてはならなくなり金策に奔走したが、銀行では既に融資額がいっぱいで借金を断わられてしまった。結局、総統が選んだ道は「夜逃げ」だった。彼は博士がトラックを改造した、効率よく静かで迅速に行動できる夜逃げマシーンを準備していたが、それを察知した大家はボンネットに張り付いて待っていたのだ。総統は博士に命じてトラックをスタートさせたが大家はしがみついて離れなかった。そこで総統は、振り落とされても大家は死ぬはずがないという理由で出力を最大にするように言った。するとトラックは空に舞い上がり宇宙に飛び出してしまった。慌てた総統は早く地球に戻れと博士に命じたが、トラックには大気圏に突入できる機能が備わっていなかったのだ。死が頭の中を過ぎったとき、宇宙での夜明けを目撃した総統は以前にも同じ光景を見たことを思い出した。
23年前の8月3日、暑い夏の日。コピー機メーカーのアメリカ支社で働いていた総統は、アメリカ宇宙センター(NASA)にコピー機を搬入したが、受付で言葉が通じず難儀していた。そこへやってきた職員に暗い部屋へ案内されたのだが、そこは発射間近のスペースシャトルの船内だった。NASAは紫外線偏光装置の到着を待っていたが、装置の形状がコピー機そっくりだったことで担当者と総統を間違えてしまったのだ。まもなくスペースシャトルは総統を乗せたまま発射された。大変な事態に陥ったことがわかると総統はうろたえた。人影が見え、暗がりに隠れた総統はそこでアメリカ軍が極秘裏に進めていた軍事衛星計画の全貌を目の当たりにした。時は冷戦の真っ只中。美しい地球の上に恐ろしい物を浮かべるなんて以ての外だ、そう考えた総統は世界征服をして人々が平和に暮らせる世の中を作りたいと考えるようになった。自宅に帰った総統は早速、妻にその話をしたが、ついていけないと離婚を切り出されたのだった。
トラックの中で唯一の食料であるパンを総統と吉田が取り合っていたとき、彼らの前に現れたのは宇宙実験ステーション・ピースボールだった。ピースボールはナチュラルトランス財団が所有する施設で、宇宙空間でなければ発明不可能な装置、薬品などを開発するために世界中の優秀な研究者に無償で提供されていた。ピースボールに救助された鷹の爪団は案内係・岡村和夫の好意に甘え、スイートルームに泊まった。その夜、家族の夢を見た総統は案内係の和夫のことが頭から離れなくなった。23年前に4歳だった息子が同じ名前のあの青年なのでは…。だがその思いは菩薩峠がいないことで掻き消された。総統は吉田とともに施設内を捜していたが、関係者以外立入禁止と書かれたドアが少し開いていたため中に入ってみることにした。そこは生物の培養施設で、奥には多数のフェンダーミラーのクローン人間が培養されていた。
個人的採点:★★★

屋台的映画館

| 砂月 | 邦画−ひ | 18:31 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
秘密(1999年)
TBS
配給:東宝
製作年:1999年
公開日:1999年9月25日
監督:滝田洋二郎
製作:児玉守弘
エクゼクティブプロデューサー:間瀬泰宏
プロデューサー:田上節朗 進藤淳一
協力プロデューサー:濱名一哉
企画:原田俊明
原作:東野圭吾
脚本:斉藤ひろし
VFXスーパーバイザー:曽利文彦
ラインプロデューサー:福島聡司
撮影:栢野直樹
音楽:宇崎竜童
主題歌:「天使のため息」 竹内まりや
音楽スーパーバイザー:石川光
編曲:和田薫
美術:金田克美
照明:長田達也
録音:林大輔
編集:冨田功
助監督:足立公良
俳優担当:名須川伸吾
製作担当:宿崎恵造
製作協力:フィルムフェイス
出演:広末涼子 小林薫 岸本加世子 金子賢 石田ゆり子
ビスタサイズ カラー 119分

タキガワ食品に勤務する杉田平介は、法事のために実家の長野に帰ることになった妻の直子と娘の藻奈美を笑顔で見送った。高校生の藻奈美は父親と留守番の予定だったが、スキーが出来ることがわかったため春休みを利用してついて行くことにしたのだ。翌日、遅い朝食を取りながらテレビを見ていた平介は、スキーバス転落事故に巻き込まれた母子の苗字が「杉田」であることを知り唖然とした。急遽、長野県白馬村の信濃姫川病院に駆けつけた平介だったが、担当の医師から二人が厳しい状態にあることを知らされ肩を落とした。そして直子の容態が急変し、彼女は息を引き取った。それと同時に藻奈美は意識を取り戻した。彼女は隣のベッドで横たわる直子の姿を見て「私、死んだの?」とつぶやいた。

直子は、藻奈美の姿をしているだけで心は直子だと説明したが、平介は藻奈美が母親の真似をしてからかっているのだと思い込んでいた。そこで直美は初めてデートしたときのことや初めて泊まりに来たときのことを話した。平介は必死に現実を受け入れようと努力し、図書館に通って憑依について調べることにした。過去に起こった現象がまとめられた一冊には、二年間を経た後に少女の本当の人格が戻ったと書かれていた。
藻奈美の人格を押しのけて体の中に入り込んでしまったことを直子は悔やんでいた。娘が戻ってくるのならばどんな治療でも受ける覚悟でいたが、誰にも真実を知られずに生活をするが困難であることは明白だった。学校の制服を着て姿見の前に立った直子は、藻奈美の人生の空白を埋めるために娘になりきって生きていく決心をした。しかし彼女が気がかりだったのは、人間関係や世代間のギャップ、そして授業についていけるかだった。そこで平介は、藻奈美が受けた事故のショックは甚大で多くの記憶を失ったと担任の教師・橋本多恵子に話した。

帰宅の途中で多恵子と会った平介は、彼女から藻奈美が医学部志望に進路を変更したことを聞かされた。そのことについて直子は自分の置かれている状況を解明するために脳医学の勉強をしたいと平介に打ち明けた。もう一度人生をやり直せるチャンスを無駄にしたくないというのだ。直子は勉強が苦手だが、藻奈美の脳に形成された得意分野を生かせばできると考えていた。そして合格発表の日、私が受からなきゃ受かる人なんていないという直子の自信どおり関東医科大学に合格した。大学生活は直子にとって刺激的な毎日で、授業にサークルにコンパにと大忙しだった。ある日、ヨット部の先輩である相馬春樹からの電話を受けて以来、直子の気持ちが離れていくことを危惧した平介は電話機に盗聴器を仕掛けた。
個人的採点:★★☆

屋台的映画館
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