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皆月
日活
配給:日活
製作年:1999年
公開日:1999年10月23日
監督:望月六郎
製作総指揮:中村雅哉
企画:吉田達
プロデューサー:角田豊 半沢浩
ラインプロデューサー:新津岳人
企画協力:植木実
原作:花村萬月
脚本:荒井晴彦
音楽:千住明
テーマ曲:「早く抱いて」山崎ハコ
撮影:石井浩一
照明:櫻井雅章
録音:西岡正巳
美術:山崎輝
編集:島村泰司
スクリプター:長坂由起子
助監督:中村和彦
製作担当:黛威久
キャスティング:窪田昭子
宣伝プロデューサー:堀内啓
製作主任:小林由明
製作進行:浅井洋一
製作協力:フィルム・シティ
出演:奥田瑛二 北村一輝 吉本多香美 斉藤暁 荻野目慶子
ビスタサイズ カラー 114分

仕事を終えた橋梁設計士の諏訪憲雄が自宅に戻ると、いつもとは違う様子に気付いた。部屋には明かりがなく、洗濯物も干したままになっていたのだ。妻・沙夜子の姿を家中捜したが何処にもいなかった。そこで憲雄は警察に捜索願いを頼もうとしたが、電話機の横に置いてあるメモ用紙に気付き止めた。メモには「みんな、月でした。がまんの限界です。さようなら」と書かれていた。彼は、もしやと思い米びつの底に隠してあったバッグを開けて見たが、中身は空っぽになっていた。そこには庭付きの一軒家が欲しいという沙夜子のために酒もタバコも止めて貯めた2000万円の通帳と印鑑が入っていたのだ。全財産を失った憲雄は、彼女の弟でヤクザ者のアキラに相談した。アキラは憲雄を慰めるために組が仕切っている新宿の風俗店へ連れて行った。

翌日、アキラの部屋で朝食を取っていた憲雄は、テレビで彼が勤める大手ゼネコンが倒産したことを知った。妻も財産も仕事も退職金も失い、おまけにアキラが勝手に借家の契約を解約して家財道具まで全て処分してしまったのだ。途方に暮れる憲雄はアキラに頼み込み、組の仕事を世話してもらった。
憲雄は風俗嬢の由美に想いを寄せるようになり、店に通うようになった。由美から同棲を申し込まれた憲雄はアキラに相談するが、姉貴のことはどうするのかと聞かれると返答に困った。しばらく考えた憲雄は、沙夜子が自分を捨てたことに彼女の気持ちが現れているし、持ち逃げした財産も7年間の家事労働の対価だと思えば諦められると言った。沙夜子の相手は高岡という不始末ばかり起こす芸能人崩れのすけこましの男でアキラの兄貴分だった。一年前に知り合ったことをアキラは知っていたが、沙夜子が蒸発して高岡が姿を消したことで姉貴が浮気をしていたことを確信したのだった。
同棲について、アキラは由美の本心を探ろうとした。由美にはマチ金から借りた多額の借金があることがわかったからだ。7年間暮らした女房に逃げられた48歳のパソコンオタクに風俗嬢が興味を持つということは下心があるとしか考えられなかった。アキラが憲雄の会社が倒産して退職金も出ないことを話すと由美の表情が曇った。アキラに責められ風俗嬢を辞める決心をした由美は、憲雄と穏やかな生活を始めた。

アキラが再び憲雄のアパートに現れたのは、由美がこしらえた借金の理由を聞くためだった。ギャンブル好きが原因で多額の借金にまみれ、女房、子供に逃げられた養鶏場のオーナー・荻原から2000万円を騙し取られたのだった。アキラは憲雄たちと一緒に取り立てに行ったのだが、彼は勢い余って荻原を叩き殺してしまった。
個人的採点:★★☆

屋台的映画館
| 砂月 | 邦画−み | 22:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
みんな〜やってるか!
オフィス北野=バンダイビジュアル
配給:日本ヘラルド映画=ヘラルド・エース
製作年:1995年
公開日:1995年2月11日
監督:ビートたけし
プロデューサー:森昌行 鍋島壽夫 柘植靖司 吉田多喜男
脚本:北野武
音楽プロデューサー:小池秀彦
撮影:柳島克己
美術:磯田典宏
照明:高屋齋
録音:堀内戦治
編集:北野武 太田義則
助監督:清水浩
出演:ダンカン 日野陽仁 芹沢名人 小池幸次 横山あきお
ビスタサイズ カラー 110分

モテない男・朝男は、いい女をナンパしてカー・セックスをすることを夢見ていた。彼は早速、自動車販売店へ行き、車選びをした。ところが予算は20万円しかなかったため、手に入れた車は理想とはほど遠い軽自動車になった。それにもめげずに若い女性をナンパしまくるが、誰も相手にしてくれなかった。
オープンカーでなければナンパは成功しないと悟った朝男は、祖父の肝臓と腎臓を売り飛ばして5万円を手に入れ、再び自動車販売店へ向かった。それを頭金にして車を手に入れたが、渡されたのは整備不良車だった。
どうしても車が欲しい朝男は、路上に駐車してあるスポーツカーを盗むことにした。あまりにも簡単に手に入ったことで気分良く運転する朝男だったが、その車はブレーキの故障で修理に出すことになっていたのだ。スポーツカーは停まることができずに目前の看板に突っ込んだ。
なんとか事故車から抜け出した朝男は、空を見上げ旅客機のファーストクラスのことを考えた。客室乗務員による特別なサービスを妄想する朝男は、その費用を捻出するために銀行強盗を計画した。そのためには拳銃が必要となる。だが自分で作れば派出所に押し入る必要がないため、川口市の鋳物工場に就職することにした。
工場へ向かう朝男は血まみれのヤクザと出会い、拳銃と車を預かるように頼まれた。思わぬ事態にほくそ笑む朝男は拳銃を手に意気揚々と銀行に乗り込むが、ドジを踏んで計画はことごとく失敗した。それならばと現金輸送車に目標を切り替えるが、これも失敗した。
懲りない朝男はつぶやいた。「役者、やってみるか」。
個人的採点:★★★

屋台的映画館
| 砂月 | 邦画−み | 21:49 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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