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蛇娘と白髪魔
大映
配給:大映
製作年:1968年
公開日:1968年12月14日 併映「妖怪大戦争」
監督:湯浅憲明
企画:仲野和正
原作:梅図かずお
脚本:長谷川公之
音楽:菊池俊輔
撮影:上原明
特殊撮影:藤井和文
照明:久保江平八
録音:飛田喜美雄
美術:矢野友久
編集:宮崎善行
助監督:小林正夫
製作主任:川村清
出演:浜田ゆう子 目黒幸子 松井八知栄 高橋まゆみ 平泉征
スコープサイズ モノクロ 94分

孤児院・めぐみ園で育った小百合は、幼いときに生き別れた両親と巡り会い南條家で新たな生活を始めることになった。小百合の先輩で事務を手伝う林達也は彼女を笑顔で送り出したが、山川園長の心は穏やかでなかった。
小百合を迎えに行った父・吾郎は、帰りの車中で大事な話をした。母の夕子は半年ほど前に工事現場のトラックとぶつかり、頭を打った影響で昔のことを思い出すことが出来なくなっていた。普通とは違っていても気にしてはいけないよと吾郎が言うと、小百合は大きく頷いた。車が門の近くにやって来ると、敷地からパトカーが出て行った。吾郎が出掛けた後、通いの家政婦が掃除の最中に倒れたのだ。それに気付いた住込みの家政婦・鬼頭しげは医者を呼んだが手遅れだった。死因は心臓マヒで事件性がないことから、警察は病死として処理したのだった。顛末をしげから聞いた吾郎は気持ちを落ち着けてから小百合を紹介した。
しげが呼び掛けると二階から夕子が降りて来た。二人は再会を果たしたが、夕子は何故か小百合のことをタマミと呼んだ。小百合は不思議に思ったが、吾郎の言葉を思い出し深く考えないことにした。
自分の部屋を与えられるなど不自由のない生活を貰った小百合は、この幸せが夢なら覚めません様にと神様に祈った。そんな彼女を羨ましげに見る目が、天井に開いた小さな穴の奥にあった。
南條家に穏やかな生活が訪れたと思われた矢先に吾郎のもとへ電報が届いた。それはアフリカで彼が探し求めていた毒蛇が見つかったというものだった。吾郎は毒蛇が持つ猛毒の研究を行っていたが、その蛇によって完成するのだ。
その夜、小百合は物音で目が覚めた。部屋から顔を出すと夕子が奥の部屋へ食事を届けに行くのだ。小百合が物陰から様子を窺っていると、夕子は仏壇に食事を供えおあがりと声を掛けたのだった。何故こんな夜遅くに残り物の食事を?

翌日、小百合はアフリカに出掛けた吾郎の研究室を覗いた。そこには毒蛇が入ったケースが所狭しと並んでいた。興味深げに眺めていると、勝手に入ってはいけないとしげに叱られてしまった。しょげる小百合は自分の部屋に戻ろうとしたが、その途中にある仏壇の部屋の前で夕子に呼び止められた。家族の一人になったのだから仏様にご挨拶しなさいと言われ、仏壇の前に座った小百合はよろしくお願いしますと頭を下げた。再び頭を上げたとき、仏壇の奥に人の顔が見えた。驚く小百合に夕子は今日のことはお父様には内緒ですよと言った。それ以来、小百合の周囲で奇妙な出来事が起こるようになった。
個人的採点:★★☆

屋台的映画館
| 砂月 | 邦画−へ | 15:46 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
変態家族 兄貴の嫁さん
国映
配給:新東宝
製作年:1984年
公開日:1984年6月
監督:周防正行
脚本:周防正行
企画:朝倉大介
撮影:長田勇市 滝彰志
音楽:周防義和
演奏:TOJA2
音楽録音:大坂正雄
美術:種田陽平 矢島周平
録音:ニューメグロスタジオ
効果:小針誠一
照明:長田達也 豊見山明長
編集:菊池純一
監督助手:井上潔 富樫森
タイトル:斎藤浩一
現像:東映化学
製作担当:磯村一路
出演:風かおる 山地美貴 麻生うさぎ 大杉漣 下元史朗 
ビスタサイズ カラー 62分

長男・幸一の結婚式が終わり、新妻の百合子が加わった間宮家では新たな生活が始まろうとしていた。満足げな父・周吉は、いつものようにスナックちゃばんへ出かけていった。周吉はちゃばんのママが亡き妻に似ているという理由で通い詰めていたのだ。
兄の結婚式に出席した秋子は、結婚に対する不安を弟の和夫にぶつけた。「このまましばらくOLやって、誰かいい人みつけて結婚したらそれでおしまいなんて、悲しいじゃない、なんだかとっても悲しいじゃない」

春の穏やかな土手を百合子と周吉は散歩した。百合子は周吉から「あいつの母親にそっくりじゃ」と言われたことがとてもうれしかった。幸一が帰宅すると早速その話をしたが、いちいち真に受けていたら大変だと言われ、悲しい表情をした。百合子は幸一の胸元から覗く無数の傷や火傷に気付いた。「かわいそうに」百合子はそう言ってシャツを脱がすと、傷にキスをした。

今後の生き方に疑問を感じていた秋子はOLを辞め、ソープランド嬢に転身した。しかも最初の客が兄の幸一だったのだ。その幸一はというと、百合子に隠れてちゃばんに通っていた。閉店後はママと二人でSMプレイに明け暮れていたのだ。周吉が度々ママが母親に似ている言っていたことから、秋子は幸一を誘ってちゃばんへ行った。それ以来、幸一はママの虜になっていた。

幸一が家に帰らなくなってから一週間が経った頃、受験に失敗したストレスから和夫が万引きをした。警察署に呼び出された百合子は、和夫を連れ帰ると理由を尋ねた。「なんだかムシャクシャして、スカッとしたくて」。その返答を聞いた百合子は、「スカッとしましょ」と言った。
個人的採点:★★☆

屋台的映画館
| 砂月 | 邦画−へ | 14:53 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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